Profile
プロフィール・経歴
武田岳志
TAKEDA GAKUSHI

生年月日:1998.4.26
出身:伊豆大島
Windsurfer / IQ foil / JPN562

都立大島高校野球部
神奈川大学ウインドサーフィン部
    
競技戦績 主な競技結果

2023
2/8-12
・2023 iQ FOiL Games#1 Miyakojima Island Japan And iQ FOiL All Japan Championship(2022):3位

・2023 JWA JAPAN PROTOUR(UP FOIL)年間ランキング3位

・Fly! ANA Yokosuka,Miura Windsurf World Cup 2023  33位

2020
・全日本ボードセーリング選手権大会 メンズ:9位

2018
2018/03
・2017年度 インカレ新人戦:8位

WindSurfing
 ウィンドサーフィンとは
ウィンドサーフィンの歴史
ウィンドサーフィンは、風を利用してボードを操作し、水上を滑走するスポーツです。

その歴史は1970年代初頭にアメリカで開発されたスポーツであり、当初は「サーフィン・ウィズ・セイル」と呼ばれ、海や湖、川などの水域で行われてきました。

またオリンピックの一部として実施されるウィンドサーフィンは1984年のロサンゼルスオリンピックから正式競技として採用され、現在も夏季オリンピックの一部として行われています。
ウィンドサーフィン競技とは
ウィンドサーフィン競技では、選手は特殊なウィンドサーフィンボードと帆、操作するためのマストやブーム、フィンなどの装備が使用されます。ボードのサイズや帆の面積などの仕様は規定されており、競技の公正さを確保するために厳密に管理されます。

選手はボードに立ち、風の力を利用して帆を操作することで進む方向やスピードを制御しながらコースを進み、他の競技者と競い合います。
ウィンドサーフィン競技は風のコンディションに大きく影響を受けます。

特にIQ foilは風速規定が5kt〜30kt(3m〜15m)と定められております。風が弱いとスピード勝負のスラローム。風が強いと戦術や戦略が必須のコースレース。さらには1レース1時間以上のマラソンという3つのレース形式があります。

それぞれのレースにおいて様々な技術や戦術戦略が必要となり、選手はコンディションによって道具のチューニング(調節)も変えてベストな走りができるようにする必要があります。
選手の技術と戦略の結集を見ることができるスペクタクルな競技です。

高速で水面を滑走する選手たちの迫力ある競争は観客にとっても魅力的なシーンになっております。

マイナースポーツではありますが老若男女誰でも楽しめるスポーツでマリンスポーツの中では人気の高い種目です。

パリ2024のセーリング競技で新たに実施される種目
ウインドサーフィンiQ foil

ウインドサーフィン競技(iQ foil
レース種類
コースレース:広い海域を使用して風上にも風下にも走る
スラローム(ダウンウインド):シンプルなコースでスピードを競うタイプ
マラソン:1レース約1時間走り続けるロングディスタンス(スラローム約5分、コースレース約15〜20分)
北京2008オリンピックから東京2020まで、セーリング競技のウインドサーフィンではRS:X級が実施されています。
パリ2024では新たな競技種目としてiQ foil級が実施されます。

武田選手も競技種目として選んでいるiQ foil(アイキューフォイル)は、ウインドサーフィンで使われる艇種です。
ボードの底に取り付けられた水中翼により、走行時にボードが水面から浮き上がり、まるで飛んでいるように見えます。
またボードがより広くより短いため、コンパクトで素早い動作が可能となり華やかでスピード感溢れる競技です。

iQ foilとRS:Xの違いは、iQ foil方がスピードが速いことにあります。
RS:Xはある程度風がなければ滑走状態になりませんが、IQ foilは風速3メートルという弱い風でも滑走が可能です。
その為、IQ foilはレース展開が速く、RS:Xよりも戦術や戦略よりもスピードが勝利の鍵となります。

また、水中翼のおかげでボードが水面の上にあるため微風でもパフォーマンスがよく、水の抵抗が抑えられることでマークブイに対してルートを取りやすいことにあり、フォイリング(水上走行)は静かでスムーズなため体への負担は少ないが、最高速度を出す上でボードと水中翼のバランスを取ることに高い集中力が求められる競技です。
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